三重県のマンション大規模修繕おすすめ業者3選|費用相場やトラブルも解説

2023年6月17日

伊勢神宮や熊野古道など、日本人の心の故郷とも呼ばれる三重県。マンションの資産価値を落とさないためにも、定期的な大規模修繕が必要です。

しかし、大規模修繕は膨大な労力・費用・時間がかかる上、やり直しがきかないイベントですので、慎重に行っていく必要があります。

そこで、本記事では三重県でおすすめの大規模修繕業者や押さえておきたい大規模修繕事情などを解説していきます。

 

三重県でおすすめのマンション大規模修繕業者3選

業者選びは大規模修繕で最も悩むポイントです。施工の品質によって、マンションの資産価値も大きく左右されるからです。ここでは、実績や知名度をもとに、兵庫県で代表的な業者を3社を解説します。

 

①株式会社外装専科

株式会社外装専科の基本情報
法人名 株式会社外装専科
設立 2003年
所在 東京都文京区大塚5-3-13 D’s VARIE 新大塚ビル7F
対応可能エリア ほぼ日本全域
ホームページ https://www.gaisousenka.co.jp

株式会社外装専科は2003年設立の大規模修繕業者です。ほぼ全国的に営業所があるため、どのような地域でも見積相談を受けてくれるでしょう。

株式会社外装専科の魅力はコストの安さ。外装専科の一戸あたりの平均工事費は70万円。全国的な工事の平均額は75〜125万円/戸ですので、格安と言えます。

安さの秘密は「無足場工法」。従来の足場を使わず、ブランコやゴンドラなどを使用するため、足場費用を抑えることができるのです。ブランコなどは他にも以下のようなメリットがあります。

  • 侵入者を防ぐ防犯の役割
  • メッシュシートがないので日光を遮らない
  • 設置が容易なので工期が早まりやすい

居住者にも優しい足場となっているのが分かります。

「とにかく工事の費用を抑えたい」

そんな方は株式会社外装専科に依頼してみましょう。

 

②株式会社白鳳

株式会社白鳳の基本情報
法人名 株式会社白鳳
設立 1969年
所在 大阪府大阪市住吉区殿辻2丁目2-21 ロマネ沢ノ町1階
対応可能エリア 三重・奈良・大阪ほか
ホームページ https://www.hakuhoh.com

株式会社白鳳は関西近郊で1,000件以上の大規模修繕実績をもつ工事会社です。国際基準の品質管理SO9001を導入しており、一定して高品質のサービスを受けることができるでしょう。

全社員が職人からのスタートということもあり、詳しい工事内容を相談できるのも強みです。

調査ではドローンを活用するため、危険箇所や難所もしっかり調査可能。足場を組み立ててから「ここも工事が必要だった!!」といったことが少なくなるので、安心・安全の施工を受けることができます。

「質の高い調査と工事を受けたい」

そんな方は株式会社白鳳に依頼してみましょう。

 

③株式会社ZERO

株式会社ZEROの基本情報
法人名 株式会社ZERO
設立 2018 年
所在 東京都練馬区石神井台8-11-19
対応可能エリア 全国
ホームページ https://zero-co-ltd.co.jp

株式会社ZEROは2018年設立の大規模修繕会社です。設立は新しいながらも、すでに1,000件以上の施工実績があります。

株式会社ZEROの強みは赤外線付きのドローンによる調査。このドローンによる調査は以下のようなメリットがあります。

  • 調査に足場がいらない
  • 危険が少ない
  • 目視で発見できない劣化を発見できる
  • 1日で終わる
  • 工事前に劣化を把握できるため、追加費用が発生しにくいetc

調査は工事のベースになる重要なステップです。ドローンによって、より安く・より早く・より正確な調査が可能となるでしょう

「迅速かつ正確な調査をお願いしたい」

そんな方は株式会社ZEROに依頼してみましょう。

 

三重県の大規模修繕事情

三重県では南北で気候状況が全く異なるため、地域に応じた配慮が必要です。

山が多い北側は豪雪に見舞われやすく、南側は台風の直撃を受けやすい地域になっています。高層マンションは最低でも半年以上の工期があるので、台風や大雪を考慮しなければなりません。

また、地域によっては夜でも25度を下回らない熱帯夜になる場合があります。エアコンを使用できない工事がある際は、十分な注意喚起を行うようにしましょう。

気候は工事に大きな影響を及ぼします。予め特徴に向いて調べておき、管理会社と十分検討しましょう。

 

三重県のマンション大規模修繕でかかる費用相場

三重県のマンション大規模修繕でかかる1費用相場は戸あたり75万円〜125万円が基本です。50戸のマンションであれば、およそ3,750万円〜5,000万円の費用がかかる計算です。

こちらは仮設費用や改修費を含みません。管理会社などはこちらに手数料・仲介料として20%〜30%利益を乗せてきますので、実際は4,500万円〜6,000万円ほどがかかると思った方がよいかもしれません。

もちろん、建物の状況によって大きく変化します。複数の業者に見積もりをとり、大規模修繕にかかる費用の相場を押さえておくとよいでしょう。

 

三重県の大規模修繕でよくあるトラブル

大規模修繕にトラブルはつきものです。何も起こらない方が珍しいと言えるでしょう。ここでは三重県でよくある大規模修繕のトラブルについて解説します。

塗料を大量にこぼしてしまい余計な工事が発生した

一つ目のトラブルは業者が外壁用の塗料を廊下にこぼしたというケースです。

外壁用塗料は油性なので、一度流すと中々取れなくなってしまいます。廊下の防水シートについてしまった場合は、防水シートの取り替えが必要になるでしょう。

また、かなりの臭いを放ちますので、ご近所トラブルにつながる可能性もあります。こぼれてしまった場合は、素早く拭き取り、臭気が霧散するのを待つ他ありません。

万が一に備え、管理会社や業者側の不手際で工期が伸びた場合の対応について確認しておきましょう。

 

豪雪で施工できず、業者の予定が合わずに工事中断となった

二つ目は豪雪で工期が伸びたために、業者の都合がつかなくなったケースです。

施工業者は大規模修繕の現場を並行して受け持っていることがほとんどです。特に年末年始はスケジュールが立て込みやすく、3か月以上工事を受託できない場合もあります。

このケースでは豪雪によって長い間工事が進まず、業者の予定が合わなくなってしまったため、他の業者が見つかるまで工事ができませんでした。

長い間足場が組み立てられていたり、中途半端な外見になっていたりすると、居住者に大きなストレスを与えます。

工事の時期や業者のスケジュール感なども、管理組合である程度把握しておくとよいでしょう。

 

エアコンが使えずに熱中症になった

最後は夏場に工事の影響でエアコンが使えず、熱中症になったケースです。施工会社の管理体制によっては、損害賠償を請求されるリスクもあるので注意したいところです。

ベランダの防水作業などを行う際は、室外機を撤去するためエアコンが使えない場合があります。強烈な臭気を帯びる工事が多いため、窓を閉め切る必要もあります。

三重県の南部では特に気温が上がりやすいため、ご高齢者や小さなお子様には注意が必要です。

管理会社や施工会社にポスティングや声掛けを徹底してもらいましょう。

 

まとめ

この記事では、三重県でのマンション大規模修繕の事情について述べてきました。まとめると以下のようになります。

記事のまとめ

・業者選びをする際はマンションのニーズに合ったものを選ぶ

・大雪や猛暑が起きやすいため、工期の設定を工夫する必要がある

・気候によって生じる影響について管理会社と入念に打ち合わせておく

三重県は南北に渡って、気候の差が激しい地域です。大規模修繕を行う際は、大雪や猛暑について管理会社や施工会社と入念に打ち合わせしておきましょう。