兵庫県のマンション大規模修繕おすすめ業者3選｜費用相場も解説

姫路城や淡路島、中華街などが有名な兵庫県は人口が多く、特に神戸市にはマンションも多く立ち並んでいます。マンションの資産価値を落とさないためにも、定期的な大規模修繕が必要です。

しかし、大規模修繕の手続きは煩雑な上に手順が多く、何から始めたらわからない方も多いと思います。

そこで、本記事では大規模修繕の基礎知識やわかやま県で対応してくれる大規模修繕の業者を解説していきます。

 

兵庫県でおすすめのマンション大規模修繕業者3選

大規模修繕の仕上がりは業者選びで決まると言っても過言ではありません。やり直しがきかない工事なので、慎重に選んでいきたいところです。ここでは、実績や知名度をもとに、兵庫県で代表的な業者を3社を解説します。

 

①株式会社伊藤テック

株式会社伊藤テックの基本情報
法人名	株式会社伊藤テック
設立	1973年
所在	兵庫県尼崎市武庫元町1丁目21番18号
対応可能エリア	兵庫県近郊
ホームページ	https://ito-tech.com

株式会社伊藤テックは1973年設立の大規模修繕業者です。遊園地の遊具や橋梁などの鋼材塗装も行なっており、特殊な環境でも塗装を行うことができます。

株式会社伊藤テックでは人体に有害なアスベストの処理もスムーズに行えます。古い建物にはよく使われている素材ですが、処理をするには様々な手続きや技術が必要です。

株式会社伊藤テックにはアスベスト専門の環境事業部があるため、アスベストを使用した建物でも安全に工事を行うことができます。

「アスベストの対処も安全に行える業者に依頼したい」

そんな方は株式会社伊藤テックに依頼してみましょう。

 

②山陽建材工事株式会社

山陽建材工事株式会社の基本情報
法人名	山陽建材工事株式会社
設立	1969年
所在	兵庫県神戸市灘区篠原本町4-5-22
対応可能エリア	兵庫・奈良・大阪ほか
ホームページ	http://www.sanken-koji.co.jp/

山陽建材工事株式会社は神戸を中心に、多くの大規模修繕を行っている会社です。公共施設の修繕も多数行っている上、省エネの建材を神戸大学と共同で開発しており、環境への配慮も重視しています。

山陽建材工事株式会社の特徴は特殊な素材を用いた施工。アロン建材技術と呼ばれる、建物の長寿命化を目指した山陽建材独自の素材を使い、美観の長期維持・環境への配慮・コスパの向上などを目指しています。

「大規模修繕で使う素材をこだわりたい」

そんな方は山陽建材工事株式会社に相談してみましょう。

 

③株式会社ヤマムラ

株式会社ヤマムラの基本情報
法人名	株式会社ヤマムラ
設立	1995 年
所在	兵庫県西宮市本町 9-3
対応可能エリア	兵庫・大阪府ほか
ホームページ	https://ymmr.co.jp

株式会社ヤマムラは兵庫・大阪をはじめとする関西圏で大規模修繕を行っている会社です。兵庫県西宮市で塗装店として創業がスタートしました。

見積・提案では図面・改修イメージ・カラーシミュレーションで行ってくれるため、完成後のイメージを共有しやすく、安心して大規模修繕を行うことがでるでしょう。

株式会社ヤマムラの特徴として「ヤマムラ協力業者会」というものがあります。ヤマムラでは協力会社を切磋琢磨する存在と捉え、「元請」「下請」という枠組みを超えた立ち位置を目指しています。

他企業との密な連携は、丸投げや意見の相違を防ぎ、安心・安全な工事を実現することにつながるでしょう。

「誠実に大規模修繕に取り組んでくれる業者に依頼したい」

そんな方は株式会社ヤマムラに依頼してみましょう。

 

兵庫県のマンション大規模修繕でかかる費用相場

兵庫県のマンション大規模修繕でかかる1費用相場は、1戸あたり75万円〜125万円が基本です。

ちなみに、この中に仮設費用や改修費を含んでいません。管理会社やコンサルタントに依頼した場合、10〜20%のコンサル費が上乗せされます。相場×戸数×110〜120%程度を想定しておくのがいいでしょう。

兵庫県の大規模修繕でよくあるトラブル

大規模修繕では大なり小なりトラブルが発生するものです。ここでは兵庫県でよくある大規模修繕のトラブルについて解説します。

施工ミスで追加費用が必要になった

一つ目のトラブルは施工ミスによる追加費用の発生です。

ある工事で起こった施工ミスは、貼り替え予定のない防水シート（廊下の床などに貼るシート）に塗料が大量に付着してしまった…というものです。

このケースでは、塗装業者が「防水シートは貼り替えるから、養生シートは不要」と誤認してしまい、廊下全ての防水シートに塗料を付着させてしまったのです。

これによって全ての防水シートの貼り替えを余儀なくされ、50万以上の追加料金がかかりました。工期が伸びたので、足場代の追加費用もかかりました。

これは管理会社と施工業者の不手際によるものですが、管理組合でも、丸投げせずに随時工程などをチェックしておきたいところです。

 

居住者のクレームで一部工事が行えなかった

二つ目は居住者のクレームで工事が進まなくなったパターンです。

クレームを入れた方は子持ちのシングルマザーでした。ベランダでドリルを使ったり、防水塗装を行ったりしていると

「子どもが起きるからやめてほしい！！」

「酷いにおいがする！すぐに工事をやめて！

と、クレームを入れました。管理会社が間に入り誠意を持って対応しましたが、聞く耳を持ってもらえず。この方が居住しているスペースだけ工事を行わずに大規模修繕が進んでしまいました。

こちらはかなり極端なケースですが、実際にあったトラブルです。無理に押し進めようとせずに、弁護士などの専門機関のサポートも視野に入れながら対応していきましょう。

 

工事業者が日程を誤認し工期が大幅に伸びた

最後は工事業者の誤認による大規模修繕の遅延です。

このケースでは、防水業者が他物件の計画表とスケジュールを見間違えていたことで誤認が起こりました。同じ管理会社から他物件の修繕依頼を受けていたため、似た様式の計画表が何枚かあったそうです。

結局、予定通り工事を行うことはできず、他のすべての工期も伸びることに。

管理組合としては「管理会社に任せてあるから安心」という感覚に陥りがちです。が、あくまで主導は管理組合。

管理会社や業者には「依頼」しているに過ぎないことを念頭に置き、随時管理会社とのチェックを怠らないようにしていきましょう。

 

まとめ

この記事では、兵庫でのマンション大規模修繕の事情について述べてきました。まとめると以下のようになります。

兵庫県では独自の技術や製品開発を行い、地域の信頼を得ている会社もあるようです。気になる方は修繕の相談をしてみましょう。