伊豆などの観光地でも知られる静岡県。活気あふれる街中にはマンションなども多く立ち並びます。資産価値を保つためには、定期的な大規模修繕が必要です。
大規模修繕はやるべきことが多い上、重要な内容ばかりなので中途半端に行うと大きなトラブルになります。
そこで、本記事では静岡県で対応してくれる大規模修繕の業者やよくあるトラブルについて解説していきます。
目次
静岡県でおすすめのマンション大規模修繕業者3選
大規模修繕を行う際に大事なのが業者選び。ここでは、実績や知名度をもとに、静岡県で代表的なおすすめ業者を3社を解説します。
①アールテック株式会社
| アールテック株式会社の基本情報 | |
|---|---|
| 法人名 | アールテック株式会社 |
| 設立 | 1994年 |
| 所在 | 静岡県静岡市清水区蒲原堰沢４５９−１ |
| 対応可能エリア | 静岡ほか |
| ホームページ | https://r-tech1954.com |
アールテック株式会社は静岡県の経営革新計画承認企業です。経営革新計画承認企業とは、分譲マンションの大規模修繕に特化したコンサルティング業務を行ない、その事業展開が県に認められた企業です。
アールテック株式会社の強みは、なんといってもその調査力。赤外線や漏水診断の装置を使い、大小様々な建物を徹底的に調査してくれます。劣化状況を正確に把握したい方におすすめです。
②株式会社ホリプロジェクト
| 株式会社ホリプロジェクトの基本情報 | |
|---|---|
| 法人名 | 株式会社ホリプロジェクト |
| 設立 | 2009年 |
| 所在 | 神奈川県横浜市青葉区美しが丘5-13-8-302 |
| 対応可能エリア | 静岡・東京・神奈川ほか |
| ホームページ | https://bellefee.co.jp |
株式会社ホリプロジェクトは静岡・東京・神奈川などで大規模修繕を行っている会社です。
株式会社ホリプロジェクトの魅力はスカイネット事業部の存在。スカイネット事業部はドローンによる調査専門の部署です。
ドローンによって、調査時に足場をかける必要がなく、安全に素早く正確な調査を行うことが可能なので、余計な費用はかけたくないけど正確な調査結果が欲しい！という方は株式会社ホリプロジェクトに依頼してみるといいでしょう。
③株式会社アヅマ
| 株式会社アヅマの基本情報 | |
|---|---|
| 法人名 | 株式会社アヅマ |
| 設立 | 1986年 |
| 所在 | 静岡県浜松市北区三幸町251番地 |
| 対応可能エリア | 静岡ほか |
| ホームページ | https://www.azuma-net.co.jp/apartment_repair/ |
株式会社アヅマは「100年マンション」をコンセプトに大規模修繕を行っている会社です。ロングライフビル推進協会（BELCA）が認定する建築仕上診断技術者が在籍し、劣化状況を見極めるプロが調査を行ってくれます。
株式会社アヅマでは、建物の機能回復だけではなく、資産価値の向上を狙った工事も行なっています。省エネ化・バリアフリー化・耐震化など、様々な施工に対応していますので、気になる方は相談してみましょう。
静岡県のマンション大規模修繕でかかる費用相場
静岡県のマンション大規模修繕でかかる費用相場は1戸あたり75万円〜125万円が基本です。
こちらは仮設費用や改修費を含みません。コンサル費を含めると10〜20%費用が上がりますので、予算が厳しい場合は中間マージンをとらない施工会社も視野に入れましょう。
費用は建物や業者選びによっても大きく変化します。複数見積もりを取り、マンションの修繕費用相場を知っておくといいでしょう。
静岡県の大規模修繕でよくあるトラブル
大規模修繕ではトラブルがつきもの。静岡県でよくある大規模修繕のトラブルについて解説しますので、参考にしてみてください。
工事が延期になった
大規模修繕では、度々工事が延期になります。
主な原因は大雨によるもの。外壁塗装や防水処理は雨が降っているとできませんので、当然工期が伸びます。
多くの場合、大規模修繕では足場をかけるため、日照が遮られたり、窓を閉め切る必要に迫られます。
無用な延期は居住者に大きなストレスを与えますので、台風や梅雨時期は避けるようにしましょう。
塗料が建物や家財に付着した
塗料が飛び散ったり、溢れたりして様々なところに付着することがあります。
養生シートやカバーをかけますが、それでも風で飛んだり、知らぬうちに付着してしまうことがあります。
家財などに付着すると居住者クレームに発展する恐れもありますので、注意が必要です。
運搬中や足場での作業中は特に起こりやすい事故なので、管理会社に注意喚起をしっかり行ってもらいましょう。
業者が侵入者だと間違われる
施工している業者が侵入者だと間違われるケースもあります。
例えば、ベランダは共用部分かつ居住者の専有スペース。入られてあまり気持ちのいいものではありません。
その上、私服で作業を行う業者もいるので、タイミングによっては泥棒と間違われてしまうでしょう。
大規模修繕中は職人にビブスを着用してもらうなど、居住者が安心して過ごせる工夫をしてもらえるように依頼しましょう。
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まとめ
この記事では、静岡県のマンション大規模修繕の事情について述べてきました。まとめると以下のようになります。
・マンションの劣化状況や管理組合の構成、予算などに合わせた修繕業者を選ぶ
・複数の業者から見積もりを取り、マンションの相場を把握する
・よくあるトラブルを回避するためには、管理会社との綿密な打ち合わせを行う必要がある
大規模修繕は着工してしまえば流れに任せることができます。が、施行中は様々な課題やトラブルに直面するでしょう。
事前の対策はもちろん、トラブルが起きた際に管理組合や管理会社が迅速に対応することで、居住者が安心居住が安心・安全に過ごすことができます。
無用なトラブルを起こさないためにも、着工前に管理会社と綿密に打ち合わせを行なっておきましょう。